Q1. エンペイを導入された背景を教えていただけますか？

新型コロナウイルス感染症の流行が、導入のきっかけです。以前から現金集金の負担を減らしたいと考えていましたが、現金を介する感染のリスクを抑えたいと思ったんです。

そんな中でエンペイについて知ったんです。保護者と職員による現金の受け渡しが不要になり、課題であった集金の負担も解決できる。私自身、日常的にキャッシュレス決済を使っているので、エンペイの利用イメージも掴みやすかった。すぐにエンペイ導入を決めました。

Q2. 導入を決意された決め手を教えていただけますか？

導入を決めた最大の理由は、保護者の負担を減らせることです。

以前は現金と口座振替での集金だったので、保護者にお金をピッタリ用意して頂いたり、引き落とし前に口座にお金を入れて頂いたりと、手間を取らせていました。しかしエンペイを導入すれば、キャッシュレス決済で保護者に支払い頂く手間を減らせます。

また、PayPayは園がある地域でも使えるお店が増え、使い勝手が良い支払い方法として保護者にも馴染みがあります。お得なキャンペーンもあるので「保護者に喜んでいただける」と思ったのも決め手です。

Q3. 実際にご利用頂き、どのようなメリットを感じていますか？

園の集金が簡単になったことです。保護者のエンペイによる支払いは現金集金や口座振替と比べて早く、管理も楽ちん。「支払い済」か「未払い」か支払い状況を一目で確認でき、保護者を一人ずつチェックせずに済む。支払金の過不足を調べる手間も大きく省けました。

もちろん、保護者からも好評を頂けています。導入してしばらくは教材費など一部の費目のみエンペイを使っていましたが、保護者からの要望もあってすべての費目をエンペイで請求することにしました。

支払いが簡単で、現金に触れないので安心感もある。エンペイは便利だと、保護者も大きな期待を寄せていたんです。

Q4. 集金にかかる時間が削減されたことで、時間の使い方に変化はありましたか？

集金を時短でき、精神的に余裕ができたので、新しいことに目を向けるようになりました。オリエンテーションや保育の勉強会を実施するなど、園をより良くするための取り組みを始めています。

特に興味があるのは、さらなるICT（情報通信技術）の導入です。エンペイもそうですが、ICTは園内の業務を透明化・効率化してくれる。加えて、都保育園では職員同士がICT導入を通じて業務改善について活発に意見を交わし合うなど、ポジティブな効果もありました。

今後もICTを利用して職員が働きやすい環境を築き、保育の質を向上させていきたいです。